投稿者名:ひろなんれん

🌳広島市・指定難病要支援者証明事業(登録者証)開始について

広島市では令和6年7月より指定難病要支援者証明事業(登録者証)を開始いたしますのでお知らせいたします。

本事業は、令和6年4月の難病法改正に伴い、これまで医療費助成を受けられなかった難病患者が福祉・就労等の各種支援を利用できるようにするため、登録者証を交付するものです。

医療費助成は診断基準と重症度の両方を満たす必要がありますが、登録者証は診断基準を満たしていることを確認できれば交付可能です。

また、令和6年7月から9月まで(システム改修中)は書面で、同年10月から(システム改修完了後)は、原則、書面ではなくマイナンバー情報連携を活用することで交付することとしており、マイナンバーカードを取得しておらずマイナンバー情報連携を活用できないなどで、申請者から求められた場合は、書面での交付も可としています。

登録者証について不明な点は、広島市健康推進課までお問い合わせください。

指定難病要支援者証明事業(登録者証)について – 広島市公式ホームページ|国際平和文化都市 (hiroshima.lg.jp)

 

 

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第34回定期総会・医療講演会 終了しました ②

第34回定期総会後2024年6月29日(土)13時30分~医療講演会を開催いたしました。

国立病院機構 柳井医療センター院長 宮地隆史先生 をお迎えし、「~皆で学ぼう~難病患者の災害対策」と題して、講演いただきました。

  

講演後、能登半島地震で被災された脊髄小脳変性症・多系統萎縮症 石川患者会の松本蘭さんに被災時の体験談をいただきました。

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医療講演会報告】  広島難病団体連絡協議会 事務局長 羽原 邦子

2023年6月29日(土)広島県健康福祉センター2階 総合研修室にて、国立病院機構柳井医療センター院長宮地隆史先生より、「~皆で学ぼう~難病患者の災害対策」題してご講演を頂きました。

講演会はハイブリッド開催で行われました。会場参加者よりもオンライン参加者の方が多く、オンラインは遠く、北海道から九州までの,脊髄小脳変性症地方患者会、行政関係者、患者ご家族、医療関係者、その他専門職の方々に40名近く、ご参加頂きました。

宮地先生のご講演では参加されたすべの方に伝わるように「災害時の難病患者対策の必要性」を話してくださり、難病患者それぞれの特性に配慮した独自の対策が必要と話されました。また、私たち難病患者にできる、備え、災害時対策をわかりやすくお話くださいました。

私達は平時より自助、共助、公助について考え、災害時個別避難計画作成を作成することが重要です。神経筋疾患を含め難病患者さんは、避難する際や避難所で支援が必要な方が多いので避難計画作成にあたり、自治体、保健所、医療、福祉従事者、地域住民とともに作成することが必要です。

会場からの質問で避難支援者確保の問題がありましたが、当事者が自分の状況を発信することが重要で、地域とつながりながら民生員さんをはじめ地域が一体となり考えていく必要があると思われます。ちょうど、呉市、安芸郡坂町で個別避難計画を作成されている行政の方の参加もあり、一人で孤立しないように、一人一人の環境、状況に応じた個別避難計画、地域とのつながりの大切さを改めて感じました。

宮地先生のご講演後、能登半島地震で被災された脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、石川患者会の松本蘭さんに被災時の体験談をお話頂きました。

石川患者会の松本さんからは、能登半島地震での「被災体験からみえてきた防災とは?」「地震後の難病患者会の取り組み」等を難病患者目線で、詳しく丁寧にお話頂きました。

松本さんが被災後、患者会の皆さんに聞き取りされた話によると、避難所でのトイレの問題、近くの福祉避難所が地震より3週間後に開設され全く機能しなかったことが一番困った事と話されたそうです。また、1月の寒い時期に困った点から、できるだけ防災グッズの中に靴下、カイロを追加し、靴の準備の大切さを話されました。

お二人方のお話の中で共通にあった停電時のEV車からの給電については、最近になって注目され始めたことです。以前は電動車から医療機器の給電は控えるように国から指示があったそうですが、2022年3月より電動車から安全に給電するマニュアルも国土交通省より出されました。各自動車メーカーも防災に意識した取り組みを始めておられます。

医療用機器を日頃使用している難病患者、家族にとっては災害時の停電には、命を守るために、電動車からの給電はぜひ学びたいことです。

宮地先生からお話いただいた、自助、共助、備えの大切さを再認識し、松本さんの実際に体験された声を教訓にし、災害に対する広い視野、想定を考えて備えていきたいと思いました。

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第34回定期総会・医療講演会 終了しました①

2024年度(令和6年度) 

第34回定期総会・講演会は終了しました

第1部 総会

●開会行事
・開会挨拶
・関係機関からのメッセージなどの紹介
●議事
第1号議案 2023年度活動報告
第2号議案 2023年度の決算報告
第3号議案 2023年度の会計監査報告
第4号議案 2024年度活動方針案の提案・審議
第5号議案 2024年度予算(案)審議
第6号議案 役員選出

全ての議案につきまして、承認されました。

今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。

         

 

第2部 講演会

「~皆で学ぼう~難病患者の災害対策」

講師:国立病院機構 柳井医療センター院長 宮地隆史先生

       ※講演会報告を別記にて公開しています。

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令和6年7月のピアサポート事業について

広島難病団体連絡協議会では、患者や家族によるピアサポート事業を行っています。

相談 専用 電話

082 -236 -3186

時間 13:00 ~15 :00

当会事務所において、患者や家族が相談に応じます。

同じ病気を持つ患者や家族との対話は、病気との付き合い方を知るきっかけとなり、

また不安の言葉を素直に言える存在として…。

思っている以上に有意義な相談になるのです。

一人で悩まないで、お気軽に電話してみてください。

 

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🍀加盟団体からのお知らせ

当会加盟団体の、日本ALS協会 広島県支部 主管の患者交流会を紹介します

日時:2024年7月13日(土)13時00分~(受付 12時00分~)

場所:広島県健康福祉センター 8階 中研修室 (広島市南区皆実町1丁目6-29)
【内 容】
〇第1部 総会 13時00分~(受付12時00分~)
〇第2部 患者体験談発表 13時45分~
【第1部】長岡 貴宣(ALS協会広島県支部 副支部長)
  「地方と都市の在宅生活の違い
   ~無いものは知恵と工夫で乗り越える~」
【第2部】三保 浩一郎(ALS協会広島県支部 支部長)
  「ALS恐るるに足らず
   ~よーけーの失敗を乗り越えて~」
〇第3部 交流会 15時00分~
      皆で情報交換
*最新意思伝達装置展示あり
 fine chat・Cyin・eeyes・新心語り・OriHime  その他
 ※意思伝達装置展示は12時から交流会終了後も見学できます。
会員でない方でもどうぞお気軽にご参加ください。患者・家族はもちろんのこと、ALS支援に関心のある方、例えば・・・知り合いにALSと言われた人がいるんだけど、ALSってどんな病気? どんなふうに関わっていけばいいの?「ALS」と診断を受けたけど、この先どうすればいいの? 家族は24時間介護から離れられないの? 医療や介護サービスはどうやって使うの? ・・・などなど
【申込・問合先】
事前に下記までお申込みください。
日本ALS協会広島県支部
E-mail: pochipochitakako@msn.com
TEL:082-831-6066(市川まで)
URL:http://alshirosima.web.fc2.com/
【主 催】
広島難病団体連絡協議会
【主 管】
日本ALS協会広島県支部

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