活動報告

「公明党広島本部・政策懇談会」に参加して参りました。

令和7年10月18日(土)公明党広島本部で開催されました「公明党広島本部・政策懇談会」に参加して参りました。
 
冒頭に「最近、いろいろとお騒がせしてします」とご挨拶されました😁
私たちは、難病担当の役員や委員の声ではなく、難病患者の方の、直のお声をお聞きしたいと思っています!と話され、感激いたしました。
 
懇談会に参加されていた議員の先生方は、私たちの話に大きく頷いたり、質問してくださったり、私たちの声にとても真剣に耳を傾けてくださっていました。
また、広島県、広島市の要望書にも載せています避難所の問題について尋ねてくださり、先日の難病カフェで皆さんのお話にあった不安、心配、現状をお話できました。
 
これからも難病患者の抱える様々な問題について、お力添えを頂ければ幸いです。また、このような貴重な機会を設けて頂き、心より感謝を申し上げます

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2025年10月4日(土)13時 第2回難病カフェ 開催しました

2025年10月4日(土)13時より、広島県健康福祉センター 二階 総合研修室にて、第2回難病カフェを開催しました。
 
当日は雨模様にもかかわらず、30名の会場参加を頂きありがとうございました。
広島市防災士ネットワーク代表世話人である柳迫長三先生に「防災士と考える 手助けが必要な人の備えと支援」と題しご講演頂き、第2部では「避難で心配なこと」「これから実践してみたいこと」を表にしてグループワークで話し合いました。
車椅子での避難の不安、避難所での生活の不安、避難所にいつもの服薬があるのだろうか? など、様々な不安や心配事の声があがりました。
薬の供給に対しては生死にかかわることがある為、当事者や家族は不安を抱える声が多かったのですが、広難連の活動にいつもご協力いただいています広島市薬剤師会の合原さんが丁寧にお答え下さり、参加者の方がホッとされていました。
 
有事の際だけではなく、日ごろから自身の避難に対して考え、自分にできること(自助)、どういう場所に住んでいて、どんな避難をしないといけないか?避難所までどうやって逃げるか?
また、避難所での生活のシュミレーションをしておく必要性があると思いました。避難所については、長期になると様々な不安もあると思いますが、災害があった時は避難所にまず行く!
とにかく命を守る行動をすることが先決です。
柳迫先生が講演で、一番熱く語っておられた部分です。
 
日本国内で毎年、想定外の災害が起きています。
災害弱者である難病患者の私たちは、日頃より自分ごととして、考えていきたいと思いました。
当日は、中国新聞社とNHK広島局の方が取材に来て下さいました。広難連の活動を広めて下さり、また難病患者が避難に際し困っていることを社会に啓発してくださり、とてもありがたいことです。
NHKは10月8日「お好みワイド ひろしま」で放送して頂けるそうです。

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広島市ボランティア情報センター利用者連絡会 交流会への参加報告

2025.9.24 広島市ボランティア情報センター 利用者連絡会 交流会に参加しました。

第1部交流会は、おりづるタワー10階のエソール広島で開催され、第2部は県民文化センターで神楽鑑賞を楽しみました。
利用者連絡会には、ボランティアグループ、当事者団体の21団体が登録され、様々な活動をされています。

交流会は、他団体同士の情報交換とボランティア活動の輪を広げる目的で毎年開催されています。
当日は、眺望抜群の会場に71名の参加者があり、他団体同士の混合チームが作られ、チーム別のゲームに皆さんが大変盛り上がっていました。
神楽はひろしま神楽の定期講演で、以前より皆さんの希望が強く、実現したそうです。

参加者年齢は高めですが、笑顔いっぱいで生き生きとボランティア活動されたり、勉強をされる姿にいつも学ばせて頂いています。

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難病カフェ 開催しました

7月5日(土)広島県健康福祉センター 二階 総合研修室にて、難病カフェを開催しました。暑い中、25名の参加を頂きました。
画像には電動車椅子と、そのほかの車椅子が6台並んでいます。
車椅子で来られた方のお一人が、社会にも知っていただきたいと思い、あえて公共交通機関を利用してこられたとおっしゃっていました。
猛暑の中、皆さんご参加頂きまして誠にありがとうございました。
本日の難病カフェでは、さまざまな疾患を抱える患者やそのご家族が、テーマを設けず自由に語り合う時間を過ごしました。
患者同士で気軽に出かけられる場として、難病の友人を誘って来てくれた方や、会う機会として待ち合わせて来てくれた方がいらっしゃいました。
また、初めて足を運んでくださった方々も、次回の難病カフェの日程をチェックしてくださっていました。
広難連の難病カフェやその他の活動が、こうした形で広がり、少しずつ浸透していく様子を目の当たりにでき、とても嬉しく感じた1日でした。
 
次回の難病カフェも多くの方がお越しいただけるよう我々も引き続き広く活動を続けてまいります。

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第35回 定期総会・定期記念講演会 難病セミナー 開催しました

2025年6月21日(土)広島地域福祉センター 4階 大会議室にて、「広島難病団体連絡協議会 第35回定期総会および定期記念講演会 難病セミナー」を開催しました。
午前は定期総会を開催。
午後からは、難病セミナー 日本ALS協会 広島支部長 三保浩一郎氏による「ALS 恐るるに足らず」をご講演頂きました。
 
「ALS 恐るるに足らず」と題した三保氏のご講演には、
会場に52名、オンラインで33名の聴講希望があり、遠くは北海道や佐賀県からの参加者もいらっしゃいました。
三保氏は常に「私は生涯、歯科医師です」と語られており、ここからは「歯科医師 三保浩一郎先生」とお呼びして、当日のご報告をいたします。
三保先生は医療従事者としての視点から、ALSについてはもちろんのこと、人工呼吸器を装着しながら過ごす日々についても、非常に分かりやすくお話しくださいました。
ALS当事者でありながらも、医療従事者としての使命感、患者さんへ伝えたい想いや注意喚起など、そのお話の一つひとつから、三保先生の豊かな人間性と深い思慮が伝わってきました。
また、先生ならではのユーモアにあふれる語り口で、皆さんを笑わせ、楽しませて下さいました。
症状の進行による、言葉にはできない不安―それでもできることを探し、見つけ、実行するという姿勢には、凡人では持ち得ない凄まじい精神力と行動力を感じました。
三保先生には、貴重なご講演を賜り、心より感謝申し上げます。
*当日、動画配信の際に音声が途切れたり、不手際が多々ありましたことを、深くお詫び申し上げます
 
 

①定期総会の様子

②定期記念講演会 難病セミナーの様子

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第34回定期総会・医療講演会 終了しました ②

第34回定期総会後2024年6月29日(土)13時30分~医療講演会を開催いたしました。

国立病院機構 柳井医療センター院長 宮地隆史先生 をお迎えし、「~皆で学ぼう~難病患者の災害対策」と題して、講演いただきました。

  

講演後、能登半島地震で被災された脊髄小脳変性症・多系統萎縮症 石川患者会の松本蘭さんに被災時の体験談をいただきました。

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医療講演会報告】  広島難病団体連絡協議会 事務局長 羽原 邦子

2023年6月29日(土)広島県健康福祉センター2階 総合研修室にて、国立病院機構柳井医療センター院長宮地隆史先生より、「~皆で学ぼう~難病患者の災害対策」題してご講演を頂きました。

講演会はハイブリッド開催で行われました。会場参加者よりもオンライン参加者の方が多く、オンラインは遠く、北海道から九州までの,脊髄小脳変性症地方患者会、行政関係者、患者ご家族、医療関係者、その他専門職の方々に40名近く、ご参加頂きました。

宮地先生のご講演では参加されたすべの方に伝わるように「災害時の難病患者対策の必要性」を話してくださり、難病患者それぞれの特性に配慮した独自の対策が必要と話されました。また、私たち難病患者にできる、備え、災害時対策をわかりやすくお話くださいました。

私達は平時より自助、共助、公助について考え、災害時個別避難計画作成を作成することが重要です。神経筋疾患を含め難病患者さんは、避難する際や避難所で支援が必要な方が多いので避難計画作成にあたり、自治体、保健所、医療、福祉従事者、地域住民とともに作成することが必要です。

会場からの質問で避難支援者確保の問題がありましたが、当事者が自分の状況を発信することが重要で、地域とつながりながら民生員さんをはじめ地域が一体となり考えていく必要があると思われます。ちょうど、呉市、安芸郡坂町で個別避難計画を作成されている行政の方の参加もあり、一人で孤立しないように、一人一人の環境、状況に応じた個別避難計画、地域とのつながりの大切さを改めて感じました。

宮地先生のご講演後、能登半島地震で被災された脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、石川患者会の松本蘭さんに被災時の体験談をお話頂きました。

石川患者会の松本さんからは、能登半島地震での「被災体験からみえてきた防災とは?」「地震後の難病患者会の取り組み」等を難病患者目線で、詳しく丁寧にお話頂きました。

松本さんが被災後、患者会の皆さんに聞き取りされた話によると、避難所でのトイレの問題、近くの福祉避難所が地震より3週間後に開設され全く機能しなかったことが一番困った事と話されたそうです。また、1月の寒い時期に困った点から、できるだけ防災グッズの中に靴下、カイロを追加し、靴の準備の大切さを話されました。

お二人方のお話の中で共通にあった停電時のEV車からの給電については、最近になって注目され始めたことです。以前は電動車から医療機器の給電は控えるように国から指示があったそうですが、2022年3月より電動車から安全に給電するマニュアルも国土交通省より出されました。各自動車メーカーも防災に意識した取り組みを始めておられます。

医療用機器を日頃使用している難病患者、家族にとっては災害時の停電には、命を守るために、電動車からの給電はぜひ学びたいことです。

宮地先生からお話いただいた、自助、共助、備えの大切さを再認識し、松本さんの実際に体験された声を教訓にし、災害に対する広い視野、想定を考えて備えていきたいと思いました。

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